【ナイトブラは代用できる？】スポーツブラを代わりに使うと悪影響？

「ナイトブラはバストアップに効果があるらしい！」
と、興味を持っている方の中には、

そう考える人もいるでしょう。

ナイトブラにもガーリーなデザインが多数出てきてはいますが、特に見た目がシンプルなナイトブラだと、一見スポーツブラやブラトップに似ているようにも見えます。

…ですが、その機能は全く違います！
就寝中にスポーツブラやブラトップを着けても、ナイトブラのようなバストアップ効果は期待できないのです。

この記事では、スポーツブラやブラトップがナイトブラの代用にならない理由を詳しく解説していきます。

ナイトブラ 代用｜他ブラジャーでも代用できる？

結論：ナイトブラを他ブラジャーで代用することは出来ません。スポーツブラも和装ブラも、ブラトップもマタニティブラも代わりにはなりません。

ナイトブラの代用ができない理由

他ブラジャーがナイトブラの代わりにならない理由は、寝る時専用に設計されていないから です。

そもそもナイトブラは夜専用のブラジャー。背中がまっすぐ立っている昼間とは違い、ソファにもたれたり、横になったり、就寝中には寝返りをうったりと、さまざまな姿勢をとりますよね。

長時間支えもなく重力に任せていれば、バストに悪影響を与えるのは当たり前。胸の組織の支えであるクーパー靱帯が徐々に傷つきのびていき、バストは流れ、そのままクセづいてしまいます。

待ち受けるは バストのボリュームダウン、垂れ乳、離れ胸…考えるのも恐ろしいですね。

しかし、ナイトブラは胸垂れを阻止するために設計されているので、たとえどんな姿勢で休んでいても、胸の脂肪をキャッチし、あるべき場所に留めてくれ、バストアップ効果をもたらしてくれます。

伸縮自在の生地が胸の横にも下にもぴったりフィットし、失いたくない大切なバストの脂肪を逃がしません。

つまり、スポーツブラもブラトップも、ナイトブラの代用品にはならないんです。

スポーツブラやブラトップはナイトブラに代用できない

ここまででわかるとおり、使用目的がまったく異なるので、ナイトブラは他のブラジャーでは代用できません。

リラックス状態のバストをケアすることでバストアップできる、無二のブラジャーがナイトブラ。ここからは更に細かく、ナイトブラと他のブラジャーの違いを探っていきましょう。

スポーツブラ(スポブラ)はナイトブラの代用にならない

軽い運動時に使うスポーツブラは、ナイトブラの代わりになりません。スポーツブラとナイトブラは全く使用用途が異なるため注意しましょう。

スポーツブラは 運動時の胸を揺れないように固定するのが目的です。ナイトブラと比べたときのスポーツブラの特徴で重要なのは、

この2点でしょう。

運動中にはさまざまな動きをします。しかもその動きは、大きかったり激しかったり。ですから、どんな姿勢でもバストを支えてくれるものに仕上げられています。

その点ではスポーツブラとナイトブラは共通していると言えるでしょう。

でも、ナイトブラの使用目的はバストケアであり、バストアップ。ホールド感は重要であるものの、スポーツブラではあまりにもそれが過剰になってしまい、逆効果なのです。

また、アンダーの締め付けもきついので、長時間の着用は血流に悪影響を及ぼすと考えられます。スポーツブラではナイトブラの代用は務まりません。

ユニクロのブラトップはナイトブラの代用にならない

1,000円以内で購入できる、ユニクロやGU、しまむらなどの ブラトップはナイトブラの代用にはなりません。

ユニクロのブラトップは、ブラジャーから解放されてラクに過ごしたい時に使うもの。ナイトブラと比べると、

という特徴があります。

とにかくラクチンなので、何もかもから自由になりたい！という気分のときにはぴったり。リラックス効果は抜群です。

でもナイトブラのようなバストアップ効果は全く見込めません。

授乳ブラ・マタニティブラはナイトブラの代用にならない

妊娠期のバストを守るマタニティブラ・授乳期のバストを守る授乳ブラも、残念ながらナイトブラの代わりにはなりません。

まず、マタニティ期のブラジャーは、つわりの体調不良、後期に子宮が大きくなり、内臓が圧迫されることなども考慮して、極力締め付けのないように作られています。

妊婦さんの血流の滞りは、赤ちゃんに直接影響するからです。ということはつまり、ブラトップ並みにホールド力が控えめなのです。

ブラトップ同様にリラックス効果は高いですが、マタニティブラを使用しても、バストアップには繋がりません。

次に授乳期のブラジャーは、産後のバストメイクのために作られていますので、確かにバストの位置などを整える効果は期待できます。でも同時に、授乳しやすい作りにもなっています。

授乳しやすい作りというのは、片胸ずつ出し入れしやすい作りということです。バストの上部や下部の支えに必ず隙が生じます。バストが四方八方に広がってしまう就寝時の姿勢には、残念ながら対応できないのです。

あくまでも、これらのブラジャーは妊産婦さん専用というわけです。よって授乳ブラ・マタニティブラも、ナイトブラとして代用することはできません。

和装ブラはナイトブラの代用にならない

最後に、着物を着るときに使う和装ブラも、ナイトブラの代用にはできません。

一見、ナイトブラと形が似ているように思いますが、盛り上がったバストの形との相性はいまひとつ。

上から胸を押さえて潰すので、胸を固定することに関しては、スポーツブラと同じく優秀ですが、バストのボリュームを無くし、平たくするためのものですから、バストアップが目的のナイトブラとは正反対の存在です。

和装ブラも、ナイトブラの代わりにすることはできません。

ナイトブラ 代わりに必要な３つの要素

適材適所という言葉があります。種類豊富なブラジャーに関してもその通りで、「どんなに外見が似ているブラジャーでも、使用目的が違えばナイトブラとして代用することはできない」と、おわかりいただけたでしょうか？

ナイトブラとして使うなら、必ずナイトブラとして作られているものにしましょう。

ご心配なあなたへ、「ナイトブラに必要な要素」3点をご紹介します。

この3点はバストアップ効果に直結するので、ナイトブラを選ぶときの重要チェックポイントにしてくださいね。

ノンワイヤー構造になっていること

ブラジャーのワイヤーは強い締め付けでしっかりアンダーを支え、見た目をよくする一方で、血流やリンパの流れを妨げます。バストの血流やリンパの流れが悪いと、冷えなどのトラブルを引き起こし、ホルモンバランスをも崩してしまいます。

女性のホルモンバランスの乱れは、バストのハリにも悪影響。バストアップを狙うなら、血流はできるだけ良くしておきたいのです。ですから、必ずノンワイヤーであることが条件です。

バストの横流れを防ぐ構造になっていること

就寝時も含め、夜は横になっていることが多いですよね。横になれば、重力の方向に自然とバストの脂肪も引きずられていきますね。また、寝ている間の姿勢は、実は頻繁に変わります。

ある調査では、女性は平均して一晩に20回前後の寝返りを打ち、150回以上の身じろぎをしていたとか。そんなにも動くのですから、バストを360度ぐるりと支えてあげられないと、横流れは防げません。横流れが防げないと、バストはどんどん散らばっていき、バストアップどころかボリュームダウンに繋がります。

厚いパッドと伸び縮みする生地で、胸周りの脂肪を残らず集め、理想的な位置に留めること。これも、ナイトブラに絶対に必要な要素です。

程良い締め付けでブラがずれないこと

上記の通り、夜は意外と身動きの回数が多いです。ですから、ブラジャーのずれも起こりやすいと言えます。せっかくバストをホールドできても、ブラジャー自体がずれてしまっては元も子もありませんよね。

伸縮性に優れた生地が体にフィットしてくれること、アンダーや脇のゴムが程よい締め付けを与えてくれること、そして、そもそものサイズがばっちり合っていること。
ずれ防止のために、これらがとても大事です。

ナイトブラを選ぶ際は、生地のクオリティとサイズ展開をきちんと確認してくださいね。

ナイトブラ 代用｜この記事のまとめ

この記事では、スポーツブラやブラトップがナイトブラの代用になるかどうかを調べてきましたが【 結論：ナイトブラを他ブラジャーで代用することは出来ないため、お試しで1枚ナイトブラの着用を始めることがおすすめ 】ということがわかりました。

眠れるひつじのナイトブラ教室では、全10種類以上のナイトブラを比較して分かった「本当におすすめできるナイトブラ５選」を紹介していますので、ナイトブラ選びに迷ったら是非参考にしてください。