女性として、自分の体型は常に気になるもの。ハリのある綺麗な胸は憧れのボディですよね。
ところが美しい胸の形も年齢を重ねれば垂れてしまうもの・・・私も少し前までは胸が垂れてきたかもと悩みを抱えていました。
胸が垂れるのは多くの場合、年齢が原因ですが、他にも生活習慣が影響している場合があります。私も半年前、胸の垂れはじめに悩んでいましたが、毎日継続できるバストケアを始めて、垂れ乳が一切気にならなくなりました。
ゆる
この記事では、ハリのある綺麗な胸を維持するために、胸が垂れる原因と予防法をまとめてご紹介します。
ナイトブラ以外にも垂れ乳予防が出来る習慣は沢山ありますので、是非参考にしてみてください。
- 胸が垂れる原因までジャンプする
- 垂れ乳の予防法までジャンプする
ナイトブラで垂れ改善|胸が垂れるのは何歳から?原因は?治すことはできる?
ふっと全身を鏡で見ると、胸の垂れが目に付いて…。もちろん年齢を重ねていけば、誰でもボディラインは変わるもの。
そんな現象をなるべく起きないようにしたい!と思うのが女心ですが、実際胸が垂れるのは何歳からでしょう。
また、垂れてきた胸を治すことはできるのでしょうか。女性として抱えるそんな不安について、見ていきましょう。
胸が垂れるのは女性ホルモンの低下が原因
女性にとってツラい胸の垂れ。これは年齢によるホルモンバランスの変化と女性ホルモンの低下が原因です。
胸は大胸筋が土台となり、その上に脂肪、乳腺、クーパー靭帯と言った組織で構成されています。その中でも胸のハリに1番大切なのは、女性ホルモンの作用で発達する乳腺です。
乳腺は母乳を作る器官なのですが、この器官が発達して大きくなれば胸のハリは大きく期待でき、綺麗な胸の形とボディラインが期待できます。しかし女性ホルモンが低下すると、乳腺が発達しなくなってしまいます。
ゆる
胸が垂れるのは25歳を過ぎてから
では、女性ホルモンの低下が始まるのは何歳頃からなのでしょうか?
ズバリ 25歳過ぎ です。
そもそも、女性ホルモンは小児期の後半から分泌量が増え始め、25歳前後をピークに徐々に減少し始めます。
そのため、25歳前後から女性ホルモンの低下がみられ、乳腺の発達、バストアップが期待できなくなります。
一度垂れた胸は元に戻すことはできない
25歳を過ぎて垂れてしまった胸は、戻すことができるのでしょうか?
残念ながら、一度垂れてしまった胸は元には戻せません。
胸はクーパー靭帯という組織により皮膚と繋がっており、胸はクーパー靭帯によって支えられています。
ところがクーパー靭帯が切れたり伸びたりした場合、胸を支え切れずに胸が垂れる現象が起こります。これこそが胸が垂れてしまう本原因。
ゆる
ナイトブラで垂れ改善|胸が垂れる6つの原因
垂れてしまった胸を元に戻せないのであれば、なんとか綺麗な胸の形をキープできないものか、と思いますよね。
胸の垂れを対策する方法はいくつもありますが、その前に胸が垂れる原因を知っておきましょう。胸が垂れる原因を確認した後に垂れ乳を防止する方法をご紹介します。
クーパー靭帯が伸びる|胸が垂れる原因
胸が垂れる主な原因の1つとして、クーパー靭帯が伸びてしまうということが挙げられます。
胸は大胸筋を土台は、乳腺と脂肪で構成されていますが、クーパー靭帯はそれらの組織と皮膚をつなぐ役割を担っています。
クーパー靭帯に衝撃が加わったり負担がかかった際に、伸びたり切れたりしてしまうことがあります。そうなると、繋がりが弱くなり胸の重みでそのまま垂れてしまうことになります。
猫背になっている|胸が垂れる原因
姿勢が悪く猫背になっていると胸が垂れる原因になります。猫背の状態を思い浮かべてみると、背中が丸まり胸を圧迫してしまう姿勢になりますよね。
胸のハリが期待できる状態になるためには、血液やリンパの流れが促され、十分な栄養が行き渡ることが必要です。胸の周辺は、血管やリンパ管が集中している場所。
猫背になってしまうと、胸の血管やリンパ管が圧迫され流れが悪くなり、胸に栄養が行き渡らなくなるのです。
それに加えて、猫背で前屈みの状態になると、、胸の重みでクーパー靭帯の伸びを引き起こしてしまう可能性も考えられます。
ゆる
ブラのサイズが合っていない|胸が垂れる原因
毎日着けているブラのサイズが合わないと胸が垂れる原因になり得ます。
ブラのサイズが小さいと、胸や胸周辺を締め付けて血管やリンパ管を圧迫し、血液やリンパの流れを滞らせます。そのため、胸に栄養が行き渡らず、胸のハリを失う可能性が高くなります。
逆に、ブラのサイズが大きいと、胸がカップの中で泳いでしまい十分なホールドが期待できません。そのため、胸に負担がかかってしまい、クーパー靭帯が伸びてしまう要因を作るということになります。
ゆる
ノーブラで寝ている|胸が垂れる原因
「開放的で寝やすい」という理由からノーブラで寝ている女性も多いですが、ノーブラで寝ると胸が垂れる原因になります。
就寝時には寝返りをうつため、知らず知らずに動いていることがありますが、これは胸の垂れることを考えるととても危険なこと。
寝返りをうつたびに胸が横に流れたり、引っ張られたりしてクーパー靭帯が伸びてしまう可能性があるためです。
何度もお伝えしますが、クーパー靭帯が伸びてしまえば、胸の垂れは防ぐことができません。ノーブラで寝ているとクーパー靭帯が伸びて、胸が垂れてしまうことを覚えておきましょう。
激しい運動をしている|胸が垂れる原因
激しい運動をしている人は胸が垂れやすいです。
激しい運動はクーパー靭帯を刺激し、損傷や伸びる状態を作り上げます。激しい運動を想像すると、走ったり飛んだり跳ねたりすることがほとんどですよね。
一見、運動をすることで血行を促進し、胸の血流やリンパの流れを良くするかのように思えますが、実際には胸が大きく動きますし、ブラで十分にホールドされていなければ、胸を激しく揺らすことにもなりかねません。
そうなると、クーパー靭帯が刺激を受け、切れてしまう可能性が高いです。そのため胸の垂れる状態を作る、ということになってしまいます。
出産や授乳による胸の変化|胸が垂れる原因
胸が垂れる原因の中には、出産や授乳による胸の変化ということも含まれます。出産や授乳時期には母乳のために胸が発達し、一時的にサイズが大きくなります。
乳腺は母乳を作る器官のため、出産や授乳時期には赤ちゃんに母乳をあげるために発達します。乳腺が発達すると、胸のハリがしっかりある状態になります。
ところが急にサイズが大きくなるため、クーパー靭帯が胸の重みに耐えきれず、伸びる可能性が高くなります。そうなると、胸が垂れる状態が作り出されますね。
出産や授乳後には胸のサイズは戻ることがほとんどですが、クーパー靭帯は授乳時期の大きく重みがある胸を支えていたわけです。そのため、伸びる原因の一つとなり胸が垂れてしまいます。
ナイトブラで垂れ改善|垂れ乳防止に効果的な5つの予防法
冒頭でもお伝えしたように、胸は一度垂れてしまうともう戻すことができません。しかし世間には垂れ乳ではなくハリのある綺麗な胸をキープしている女性もいます。
綺麗な胸を維持している人はどんな対策をしているのでしょうか。
ここからは垂れ乳防止に効果的な予防法を5つご紹介していきます。これらの予防法を参考に、垂れ乳防止を行っていきましょう。
サイズに合わせたブラジャーを着ける|垂れ乳防止
1つ目の予防法は、サイズに合わせたブラジャーを着けることです。
サイズに合わせたといっても、正しい測り方がわからず、なんとなく「これくらいかな?」と、選んだことがある方もいるのではないでしょうか。
正しいサイズのブラを着用することはとても重要なこと。まずは、トップとアンダーのサイズをしっかりと図り、試着をして購入することが望ましいです。サイズはお店の店員さんに、きっちりと測ってもらいましょう。
試着の際は、以下のことに注意し自分にあったブラを選びましょう。
- 身体の上体を前に少し倒し、カップで十分にホールドするように胸をすくい入れます。
- アンダーとブラの間にすき間が無いことや、アンダーがきつすぎていないかを確認します。
- 上体を前に倒したまま、ブラのホックを止めます。
- 胸がカップからはみ出したり、カップの中で泳いだりしていないかを確認し、肩ひもの長さを確認しましょう。
- 最終的に着け心地を確認します。
寝るときはナイトブラを着用する|垂れ乳防止
2つ目の予防法は、寝るときにナイトブラを着用することです。ぶっちゃけ1番効果のある方法 だと私は思います。
就寝中はブラを着用せずに眠っている方も多いと思いますが、これは胸が垂れる原因に繋がります。というのも就寝中、仰向けに眠っているときには胸が左右に離れ、横に流れてしまうからです。
また、横向きに眠っているときには胸は左右どちらかに流れ、垂れている状態です。うつ伏せになっているときには、胸が押しつぶされています。
これらの状態は胸を支えているクーパー靭帯に負担を与え、伸びる可能性を高くしているということが言えます。
しかし、寝ているときにブラをしているとどうでしょう。胸をブラが適度な力でホールドしてくれます。そのためクーパー靭帯が伸びることを防いでくれ、胸が垂れることを予防できます。
寝ている間、クーパー靭帯に負担をかけることを防いでくれるわけですから、こんなに心強いアイテムはありませんね。ぜひ自分に合ったナイトブラを選び、着用してみましょう。
背筋を伸ばして猫背を解消する|垂れ乳防止
垂れ乳防止には、丸まった背筋を伸ばして猫背を解消するという予防法もあります。猫背になるとどうしても胸を圧迫したり、上半身が前かがみの状態で垂れを招く姿勢になったりします。
これは、胸が垂れる原因になります。胸の垂れを予防するためには、なんとしてでも猫背を解消しなければなりません。
猫背を解消すると圧迫されていた胸周辺の血管やリンパ管の流れが良くなり、胸への栄養が行き渡りやすくなります。それに前屈みにより下に引っ張られがちだった胸が、上向きになることも期待できます。
猫背を解消するためには様々な方法がありますが、おすすめは肩甲骨を後ろの中央にぐっと引き寄せて、姿勢をまっすぐにすること。この方法だといつでも始められますし、腹筋にも力が入るので美しいボディラインを手に入れることも期待できます。
他には背筋を伸ばすストレッチもおススメです。場所を選ぶ必要があるかもしれませんが、肩甲骨を寄せることと同様で、いつでも始められます。
自分の力だけでは不安という方は、猫背矯正ベルトがおすすめです。知らないうちに姿勢が悪くなっていることを、ベルトがしっかりと良い姿勢へと矯正してくれます。
運動する時はスポーツブラを着用する|垂れ乳防止
垂れ乳防止には、運動する際、スポーツブラを着用するという方法も挙げられます。
運動するときには体をしっかりと動かしますが、それが激しい動きになればなるほど胸の動きも上下に揺れが大きくなります。
ということは、クーパー靭帯を刺激して負担を与えているということ。伸びたり切れたりしても、おかしくない状態を作っていることになります。
普通のブラでは下から胸を支える役目がほとんどのため、運動時のバストをホールドする力が不十分なわけです。
ところがスポーツブラであれば、運動時の胸が激しく揺れて動くことを抑える働きがあります。運動時には、スポーツブラでしっかりと胸をホールドしてもらうことが大切です。
垂れ乳防止に繋がるスポーツブラの選び方
では、運動時にはどのようなスポーツブラを選べばよいのでしょう。
スポーツブラには着け心地を重視したブラ、胸の動きを十分に抑えるしっかりとしたホールド力を持ったブラ、ズレにくいブラなどの様々なタイプがあります。
そのため、自分の行うスポーツに合わせたブラを選ぶ必要があります。自分自身が納得できるフィット感とホールド力を持ち合わせたブラをしっかりと選びましょう。
バランスの良い食事と良質な睡眠を心がける|垂れ乳防止
垂れ乳防止には、バランスの良い食事と良質な睡眠を心がけるという効果的な方法もあります。バランスの良い食事に関しては、それぞれの栄養素をまんべんなく摂るということです。
それは栄養素が持っている効果をお互いに高め合い、期待させるという力が働くからです。
バストアップについて特に摂りたい栄養素は、豆腐や納豆などの大豆イソフラボンです。これは女性ホルモンに似た働きをしますし、活性化させることが期待できます。
また、ほかに大切な栄養素は鶏のささ身や豚肉、鮭などの良質なたんぱく質。これは健康的な体作りに効果的で、胸に必要な筋肉を作ることには欠かせない栄養素です。
そのほかにも女性ホルモンの代謝を促進させたり、アンチエイジング効果が期待できるビタミン類で、特にビタミンB群は摂っておきたい栄養素です。キャベツやリンゴに含まれるボロンと言うミネラルも、バストアップ効果が見込めるでしょう。
これらを中心にバランス良く栄養素を摂ると、バストアップ効果が期待できます。
また、それに加えて質の良い睡眠をとることも大切です。というのも、睡眠中はホルモン分泌が活発になるため、バストアップにとって重要な時間。
特に夜の10時~2時の間は、ホルモン分泌のゴールデンタイムです。そのためこの時間帯に十分な睡眠がとれることで、女性ホルモンの活性化が期待でき、胸の垂れを予防することも大きく期待できます。
垂れ改善におすすめのナイトブラ5選
ナイトブラの垂れ改善|この記事のまとめ
胸の垂れは女性にとって、女性らしさを失ってしまったかと思える現象です。
鏡を見て胸が垂れていることを目の当たりにすると、ショックを受けて焦る気持ちを抱く方も多いでしょう。
とはいえ、胸の垂れは年齢を重ねれば誰にでも起こり得ること。
胸の垂れの原因も、日常生活の中で意識しなければ避けることができないことも少なくありません。
だからこそ垂れていない今のうちに、予防をすることが大切です。
ここでは様々な予防法をご紹介しましたが、いずれもすぐに始められる方法です。
ほんの少しの努力が必要な方法もありますが、悲しい思いをしないためにも早めの予防を心がけることをおすすめします。
コメントを残す